12月9日 静岡新聞
静岡市葵区川辺町の路上で6日夜、同区田町の無職の男性(63)が刃物で刺殺された事件で、静岡中央署は8日の司法解剖の結果、男性の死因を胸を刺されたことによる失血死と特定した。同署によると、男性の胸の刺し傷は幅6センチ、深さ11センチと幅3センチ、深さ24センチの2カ所。いずれも肝臓にまで達する深さだった。捜査関係者によると、顔の一部に刃物で切り付けられたとみられる傷もあったという。
同署のこれまでの調べに対し、血の付いた包丁を持っていたとして銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された男性の知人の無職の男(65)=同区田町=は6日夜に男性と酒を飲んで口論になり、「家に帰って持ってきた包丁で男性を刺した」などと供述している。容疑者が所持していた包丁は刃渡り約20センチの刺し身包丁とみられ、大量の血が付着していた。同署は、この血のDNA鑑定などを進めている。
肝臓に到達するまで刺されたということはかなり強い殺意が感じられます。まぁ犯人の目星はついているわけですし、事情を聴いて容疑が固まれば逮捕でいいと思いますが、なぜ口論から殺人に発展したんでしょうかね?アルコールで頭がやられて正常な判断ができなかったんでしょうか?それとも酔いが一気に冷めるほどショックなことを言われたのでしょうか?いずれにしても真相究明が急務だと思いますね。