5月20日 中日新聞
愛知県岩倉市の高校2年、高橋美桜子(みおこ)さん=当時(16)=が中学時代のいじめが原因で自殺したとして、母親の典子さん(53)=同県刈谷市=が中学校を運営する学校法人市邨(いちむら)学園(名古屋市瑞穂区)と当時の担任ら3人に総額約4200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、名古屋地裁であった。長谷川恭弘裁判長は、学校側の責任を一部認め、約1500万円の支払いを学園側に命じた。美桜子さんがいじめを受けた時期から自殺までに4年近く経過しており、因果関係が認められるかが最大の争点だった。
学園側は、いじめの存在自体を否定していた。訴状などによると、美桜子さんは典子さんの長女。2002年4月、名古屋経済大学市邨中学校(名古屋市千種区)に入学。同年夏ごろから、同級生の女子生徒8人からノートや机に「ウザイ」「死ね」と書かれたり、靴に画びょうを入れられたりした。翌年4月に公立中学に転校したが不登校状態に。その後、解離性同一性障害(多重人格)を発症し、高校進学後の06年8月、岩倉市の自宅マンション8階から飛び降り、死亡した。
記事を読むと…まるでドラマやマンガでしかないようないじめが繰り広げられていたようですが、これが本当だとしたら許されることではありません。一人じゃ何もできない根性無しの腰ぬけが、群れて一人の人を攻撃するなんて最低最悪の愚行です。ちなみに私が通っていた高校でもいじめが発覚し、全校集会が開かれました。卒業式の時に、いじめられていた生徒がいじめた人の名前を言おうとしましたが教師に制止され黙殺されていましたからね。こんなことをすれば必ず自分に返ってきます。いじめはいじめられる側にも原因があるなどとバカげたことを言う人がいますが、悪いのは100%いじめをしている側の人間です。いじめだけは本当に許せません。