静岡のできごと 216

6月14日 毎日新聞

交際相手だった女性と妻の計2人を殺害したなどとして、強盗殺人や殺人、死体遺棄などの罪に問われた住所不定、無職、桑田一也被告(44)。13日、静岡地裁沼津支部(片山隆夫裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判では、「死刑を望む」と訴えた被害者の遺族に対し、涙ぐんで反省を示す仕草もみられた。裁判は15日に結審し、判決言い渡しは21日の予定。午前10時に開廷した初公判は、開廷前に約200人が30席の一般傍聴席を求め行列するなど、注目度の高さをうかがわせた。13日は強盗殺人事件についての審理が行われた。

検察側は冒頭陳述で、沼津市内のアパートで同居していた交際相手の日比野かおりさん(当時22歳)から、勝手に引き出した現金990万円の返済を迫られた桑田被告が、「日比野さんを殺せば警察に行くこともなく、返済も迫られない」と考え犯行に及んだと指摘。05年10月26日、寝室で馬乗りになり両手で首を圧迫し殺害したとした。遺体は07年1月、ドラム缶に入れ同市内の空き地にあった廃車に「隠して捨てた」と述べた。さらに、殺害後から06年2月にかけ窃盗や詐欺を働いたと主張。日比野さんのキャッシュカードを勝手に使ったり、定期預金解約の書類を偽造するなどして計約2350万円を不正に取得し、借金の返済や生活費などに使ったとした。

一方弁護側は、殺人の動機について、「(日比野さんを)警察に行かせたくない」と強く思ったと説明。その後に得た金も「殺して手にしようと思っていたわけではない」と主張した。この日は、検察側の証拠調べで、日比野さんの遺体の写真が載った小冊子が裁判員らに配布され、女性裁判員の中には写真を見て涙を流す人もいた。また、証人尋問では日比野さんの母親が証人として出廷し、検察官からどのような刑罰を望むか問われると「死刑を望みます」と答えた。審理中、桑田被告は終始うつむき加減で、生前の日比野さんの様子が語られると、涙ぐむ仕草も見せた。14日は、弁護側の証拠調べや被告人質問があるほか、殺人・死体遺棄事件についての審理が行われる。

不倫がばれてやけになって事件を起こしたんでしょうかね?まぁ倍も年が離れた人からカネを借りている時点で屑ですが、返済のめどが立たないからいっそのこと殺してやろうと考えるその思考もまた屑の極みですね。こういう鬼畜にかかわったら早死にするということなんでしょうか?最近は、あまりにも短絡的な理由で、簡単に人の命を奪うバカ者が多すぎるように思います。人を殺すわ金を奪うわ遺体を隠すわと人の面をした悪魔ですので厳罰に処されることを願います。


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