ハッキリ言って、浜松は都会です

12月29日　産経新聞

平成１６年、磐田市立小学校の新任教諭だった女性＝当時（２４）＝の自殺をめぐり、静岡地裁で、地方公務員災害補償基金静岡支部の「公務災害ではない」との認定が取り消された訴訟を受け、同支部は２８日、判決を不服として東京高裁に控訴した。同支部の須藤明裕副支部長は「判決内容を慎重に検討した結果、高裁の判断を仰ぐことが適切と判断した」とコメントした。この訴訟では、女性が指導に従わない児童への対応などに悩み、自殺。同基金静岡支部は「公務災害ではない」と認定した。女性の父らはこれを不服として静岡地裁に認定取り消しを求めて提訴。今月１５日、取り消しが認められていた。

中学生や高校生でも学級崩壊は平気で起こるのに、善悪の区別が中高生よりもついていない小学生のクラスを新任の先生が受け持ったらそりゃこんなことになりかねません。ですが…激務が祟って過労死しても、ストレスからうつ病を発症し、無くなったとしても民間企業と比べて労災認定の基準が高いのか、従来は中々認定されませんでしたが、最近ようやく認められるようになってきたようです。私の母親も教師をしており、1年生のクラスや特別支援学級を担任したことがあるそうですが、授業中に家に帰りたいとぐずったり、友達を泣かせたりするそうですし、じっと机に座って授業を聞いていられない児童も多くいるそうですので相当苦労するそうです。

これが教師になりたての教員1年生がまとめ上げないといけないのですから相当大変でしょうね。しかも最近はモンスターペアレントと呼ばれるどうしようもない屑が増殖しているそうですので、教師はずっと監視されることになります。本当に先生は大変だと思いますね。大多数の先生はこのように睡眠時間も削り、一生懸命仕事をしているのですが、ごくまれにバカな犯罪行為で一生を棒に振る先生もいるわけです。真面目な先生と変態が同じ「教師」として一括りにされるというのはどうしても納得できないと、某中学校の先生が嘆いていましたからね…。