静岡のできごと 88

11月2日 静岡新聞

島田署などは2日朝、川根本町の沢口山(1425メートル)で遭難した焼津市の会社員2人と大学院生3人の捜索を再開し、5人全員と接触、生存を確認した。5人は地上から救助に向かった県警山岳遭難救助隊員ら13人と合流し、150メートルほど離れた登山道に向け、山の斜面を移動している。同署などによると、遭難したのは、焼津市の会社員(24)、同じ会社に勤務する女性(26)、いずれも浜松市中区の大学院生の女性(24)、男性(25)、男性(23)の5人。

男性(23)は体の衰弱が激しく、女性(24)は手に擦り傷を負っているとみられる。同署員や地元の消防署員らが、約60人態勢で捜索に当たった。午前6時半、前日夕にヘリから現地に降り、接触を試みていた県警航空隊の特務係2人が、急斜面にいた男性(25)と女性(24)に接触し、近くの樹林帯に移動させた。その後、斜面を下りた所にいた会社員ら3人とも接触し、安否を確認した。

同署などによると、同9時半ごろには、県警山岳遭難救助隊員11人が下方の会社員ら3人と合流し、その後、上方の2人にも接触した。5人は上方と下方2組に分かれ、救助隊員に誘導されながら、斜面を移動している。当初、県警ヘリが空からの救助を試みたが、現場付近の乱気流のために断念し、引き返した。5人は31日午前に寸又峡に到着後、日帰りで沢口山に登る予定だった。

山に登るのは自己責任ですが、遭難する可能性も視野に入れておかないといけないですね。救助を要請したへりが墜落するという事故もありましたしね。最近は安易な気持ちで山にのブル人が増えたのか、遭難する割合も高くなってきています。自然というのは私たちが思っている以上に怖いものですから、山に登るのであれば万全の態勢で上っていただきたいですね。


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