3月7日 静岡新聞
静岡市葵区の無職の女性(56)が6日、息子を名乗る男に196万5千円をだまし取られた、と静岡中央署に届け出た。同署は振り込め詐欺事件とみて調べている。同署によると、女性宅に4日午前10時ごろ、息子の名前をかたる男から「ローン会社から金を借りて取り立てにあっている。何とかしてほしい」と電話があった。
女性は同日、市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から指定された郵便局と銀行の口座に計196万5千円を振り込んだという。6日午前、息子と連絡が取れ、だまされたことに気が付いた。女性宅には2日夜、息子を名乗る男から「風邪をひいた。携帯電話が壊れて番号が変わった」などと「アポ電(事前連絡電話)」があったという。県内では同様のアポ電が相次いでいて、同署は注意を呼び掛けている。
最近この電話番号が変わったパターン多いですね…。高齢の方が騙されると思いきや、最近では年齢層もどんどん若くなってきている気がします。ATMは10万円を超える取引はできなかった気がするのですが、196万円もの大金を今も振り込むことができるんですね。振り込め詐欺の予防を様々なイベントなどで呼び掛けていますが、一向になくならないというのが現実のようです。これからもあの手この手で被害者がどんどん出ることは容易に想像できますね。