静岡のできごと 305

11月18日 中日新聞

浜松市北区の自宅アパートで6月、小学3年生の長女=当時(8つ)=を絞殺したとして殺人罪に問われた広告業箕浦好一被告(42)の裁判員裁判の判決で、静岡地裁浜松支部は17日、「自殺を決意して長女と離れたくなかったという甚だ身勝手な犯行動機だ」として懲役10年(求刑懲役12年)を言い渡した。箕浦被告が長女の将来を悲観して無理心中を図ったという弁護人の主張に対し、青沼潔裁判長は判決理由で、箕浦被告が遺書に自分の心情だけをつづっていた点から「長女を一つの人格として認めていない」と批判。

離婚や借金で追いつめられていた経緯を「考慮の余地はあるが、長女とはまったく無関係なもの」と指摘した。弁護人は判決後の取材に「判決が重いか軽いかは被告が決めること」と前置きした上で「(裁判員制度で量刑が)厳しくなったものと緩くなったものがある。今回は厳しめに出た感じだ」と話した。裁判員らは判決後の会見に応じなかった。判決によると、被告は6月8日夕、離婚して親権者となった元妻が長女を残したまま実家の手伝いに行ったと知って憤り、長女を自宅に連れ帰った。孤独感や借金による絶望感から「長女と一緒にあの世で暮らしたい」と考え長女の首を絞め手首を切った後、さらに首を絞めて窒息死させた。自身も自殺を図ったが果たせなかった。

自殺を決意した人間が死にきれず、殺人犯として裁かれている…おかしいですねぇ。実の娘を手にかけて殺しておきながら自分は死にきれなかったわけですか。ゴミのような父親ですね。こういう記事を見ると、私の父親は心底まともだったんだと実感せざるを得ません。こんな人間業とは思えないことをやらかしておいてたった懲役10年で済むんですね。日本の司法はホント加害者に甘い。こんな自分勝手ない人間に更生の可能性を見出すことなんてできませんって。手首を切って、さらに首を絞めて窒息させるような人間がまともになるわけないですって。しかも原因は借金…どこまで身勝手なんでしょうか?自分が今までやってきた愚行に嫌気がさし、長女と心中を図って自分は生きている…もう本当に救いようがありません。


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