静岡のできごと 416

うなぎの産地偽装で行政指導
(10月21日 NHKニュースWEB)

中国や台湾などのうなぎを静岡産と偽ってかば焼きを販売したとして静岡県吉田町の販売業者など県内5つの業者に対して、県は適正な表示をするよう改善を求める行政指導を21日に行いました。
行政指導を受けたのは、吉田町片岡にあるうなぎ加工品の販売業者、大井川うなぎ販売とこの業者がうなぎの加工を委託した吉田町と焼津市の製造業者、あわせて5つです。
県によりますと大井川うなぎ販売は、少なくとも去年4月からことし7月にかけて加工を委託した製造業者に▼中国産や台湾産などのうなぎを静岡産と偽って表示することや▼静岡産のうなぎと愛知産のうなぎを混ぜてすべてを静岡産と表示するよう指示して合計8900キロあまりのうなぎのかば焼きを東京など首都圏を中心に25か所の卸売業者に販売したということです。
県は、大井川うなぎ販売と大井川うなぎ販売から指示をうけて偽装をおこなったあわせて5つの業者に対して法律に基づき適正な表示をするよう改善を求める行政指導を行いました。
大井川うなぎ販売は県に対して「平成22年ごろからシラスうなぎが不良となり、静岡産のうなぎが品薄になったが取引先からは静岡産を求められることが多く注文を断ると取り引きがなくなると思って行った。甘い考えだった。申し訳ない。」と話しているということです。
また、この問題で県警察本部などは大井川うなぎ販売に対して不正競争防止法違反の疑いがあるとみて捜査をしていて伝票などを押収し不正の実態について詳しく調べるとしています。


偽装をする製造業者も悪いんですが、その取引先だって、
国内のシラスうなぎが、それこそ絶滅の危機がささやかれる
レベルで、減少しているのを知らないわけないのに、求めるのは
おかしい。

同じレベルで、国内産だの特定地域原産をちやほやするのに、
値段が高いのは嫌っていう、わがままが消費者にまかり通ってるのも
こういう犯罪を生み出しているように思える。

値段というのは、結局適正価格があって、それより極端に安かったり、
不漁だって言ってるのに、大量に安価で出回っていたら疑うべきだと思う。


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