静岡のできごと 50

8月24日 静岡新聞

23日未明、富士市中里の東名高速道路上り線で、三重県のバス会社の大型バスが大型トレーラーに追突し、バスの乗員と乗客27人全員が重軽傷を負った事故で、2台のブレーキ痕が現場に残されていなかったことが同日、県警高速隊への取材で分かった。同隊は、双方の運転手が安全確認を怠った自動車運転過失傷害の疑いもあるとみて近く、事情を聴き車両を検分する方針。静岡新聞社の取材に対し、大型トレーラーの運転手(51)=大分市=は事故直前の状況について「交通量が多く自分を抜かす車が多かったのでバス停に一時停車し、交通量が減ったところで再び走行車線に入った」と証言した。

バス停は道交法で一般車両の駐停車が禁止されているため、同隊は運転手が同法に違反していた可能性もあるとみている。同隊によると、大型バスの運転手で、足を骨折する重傷を負った男性(51)=三重県菰野町=は同隊員の調べに「大型トレーラーに気付き、ブレーキを踏もうとしたが、間に合わなかった」と説明したという。同隊は男性のけがの回復を待ってあらためて事情を聴く方針。捜査関係者によると、大型トレーラーは事故当時、約40キロで走行していたことがタコメーターなどから分かったという。同隊は乗客などにも事情を聴き、事故原因を解明する。

これはとてつもない不意打ちだったでしょうね…。安全確認を怠るとこのようなことになるということです。車は急に止まれないという言葉はあまりにも使い古された言葉ですが、今一度再徹底しなければいけないでしょうね。事故が起きてからでは遅いのですが…。ほとんどの人は事故は起きてから今後気をつけようと思うようですが、たった一回の事故で命を落としてしまうこともありますので、運転する時は常に危機管理意識を持って運転していただきたいと思います。


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