2月9日 中日新聞
静岡県熱海市の老舗温泉旅館「熱海岡本ホテル」などを舞台に高齢者らが多額の出資金をだまし取られたとされる事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕された会員制リゾートクラブ「岡本倶楽部」の元オーナー大東正博容疑者(59)らが会員から集めた金のうち数億円が、指定暴力団山口組傘下の団体に流れていたことが、捜査関係者への取材で分かった。
大東容疑者が貸付金名目で40億円を受け取っていたことも判明。警視庁と静岡県警などの合同捜査本部は山口組系元組員の大東容疑者が、この金の一部を会員権募集の手数料などの名目で複数の山口組関係者に支払っていたとみている。捜査関係者によると、岡本倶楽部は8千人から二百数十億円を集金。岡本倶楽部の運営会社「オー・エム・シー(OMC)」が資金を管理し、このうち40億円が大東容疑者に渡った。大東容疑者はこの金を私的に流用し、高級外車やクルーザー、知人女性へのマンション購入代金などに充てていた。
もうめちゃくちゃですね…高齢者から多額の金を巻き上げてそれを暴力団に流すんですから救いようがありません。こんなことをする悪党には必ず罰が下るわけです。この集めたお金は当然ですが、依頼者の方に返していただきたいと思います。このような卑怯な集団でお金を稼ぐ屑には必ず鉄槌が下されるということを教えてあげてほしいと思います。