7月20日 静岡新聞
19日午前8時5分ごろ、浜松市東区小池町、無職男性(73)方で、近くに住む長男の妻(42)から「母が父の首を絞めた。もう冷たくなっている」と110番通報があった。浜松東署員が駆け付けると、男性がベッドであおむけになり死亡していた。同署は殺人の疑いで、男性の妻(71)を逮捕した。逮捕容疑は同日午前3時半ごろ、自宅で、男性の首をタオルで絞めて窒息死させた疑い。同署によると、容疑者は容疑を認め、「将来の生活のことで言い争いになり、カッとなって首を絞めた」と話しているという。
同容疑者は男性と2人暮らし。同署や周辺住民によると、男性は今年に入って体調を崩し、寝ていることが多くなり、介護ヘルパーの利用を検討していた。長男の妻は、最近の容疑者の様子を「気分が落ち込んでいるようだった」と話しているという。同署によると、容疑者は同日午前8時ごろ、1人で近くの長男宅を訪れ、長男の妻に「夫の首を絞めた」と告げた。同署は近く、男性の遺体を司法解剖して死因を特定する。現場は東名高速道路の浜松インターから西へ約3キロの住宅街。
73歳の方の首を締めて冷たくなっているとしたらもうアウトでしょう…老老介護のストレスなのか、体調を崩したことで将来を不憫に思ったのかは分かりませんが殺人はいけません。これからどんどん高齢化が進む日本にとって高齢者をどのようにサポートしていくかが課題になってきそうですね。