4月22日 産経新聞
県教育委員会は21日、部活動費を横領したとして県東部にある高校の男性教諭(36)を懲戒免職処分にした。また、県立沼津西高校が生徒20人分の健康診断票など個人情報が記載された書類を紛失していたことも明らかにした。県教委によると、男性教諭は担当していた部活動の保護者会会計の管理をしていたが、県高校文化連盟から支給された平成21、22年度分の支援金など10万3千円を横領し、飲食代などに使っていたという。さらに、卒業生に学校長からの問い合わせがあった場合、業者になりすまして虚偽の供述をするよう依頼する隠蔽(いんぺい)工作も図っていた。
このほか21年9~10月にかけて、部活動の記念写真代5万6400円を生徒から集金したが、写真の注文をしなかったとされる。教諭は横領した金は全額返済したが、県教委では刑事告発を検討している。教諭は20年、生徒から現金30万円を借りたとして減給10分の1(1カ月)の処分を受けていた。一方、県立沼津西高校の個人情報の紛失は3月末、中学校から送付された入学生239人分の健康診断票と生徒指導要録(写し)のうち、今月11日にクラスごとに仕分けする際、20人分60枚を紛失していたことが判明した。県教委では誤って廃棄処分したことも考えられるとしている。
何というグダグダぶり…こういうずさんな管理しかできない人間に預けるとこういうことになるわけです。こういう悪党には免職なんてぬるいですね。というか…こういう生徒の個人情報に関しては、何重にも厳重に管理されるのが当たり前だと思うのですが…とはいえ、虚偽供述を依頼するなどしているところをみると完全なる確信犯ですからそれ相応の罰が必要ですね。最近では教師の不祥事があまりにも多すぎるので教員は聖職者だなんて誰も思っていませんが、せめて子供たちを教育する立場にある人間なのですから、そこはしっかり自覚していただきたいと思います。