11月11日 産経新聞
静岡大(静岡市駿河区)が、同大が定める教員免許取得のカリキュラムを修了していたにもかかわらず、2004年度と06年度に人文学部を卒業した計2人について、教員免許状を取得する申請をしていなかったことが11日、わかった。担当者が必要な単位数を数え間違えていたのが原因で、同大はミスを認めて書面で謝罪するとしている。2人は後に個人申請で教員免許状を取得した。
このほか、03~10年度の同大卒業生47人が、教育職員免許法で定められた単位数を取得したものの、同大のカリキュラムを修了していないという理由で、同大が一括して取得のための申請をせず、卒業時に免許が取れなかったことも判明。大学が一括申請しなくとも、教育職員免許法の規定に単位数が達していれば、個人申請で取得できるが、大学側は、大学のカリキュラムを優先させたいとし、個人申請できることを説明していなかったという。
最低のポカミスじゃないですか…。誰かがやってくれるだろうと思い誰も申請しなかったんでしょうかね?この事実に気付いた時、大学関係者は血の気が引く思いをしたでしょうね。教員になるためには大学が定める単位数とは別に、多くの科目を履修しなければいけません。本当に教師になりたいと言う人以外は挫折すること間違いなしの教職課程を修了したのに大学がこのザマでは…一生懸命勉強に励んできた学生さんがかわいそうです。