(9月3日 @S[アットエス])
「冬期閉鎖」名ばかり 富士山県内3ルート登山者続々
世界遺産富士山の頂上に通じる静岡、山梨県内の4登山道で2日、冬期閉鎖が始まり、夏山シーズンが終了した。ただ、頂上を目指す登山者は後を絶たず、冬期閉鎖は名ばかりの状態。安全確保が難しくなるとして、県や県警は夏山以外の登山自粛をあらためて呼び掛けている。
静岡県は同日正午、富士宮口が6合目から、御殿場口が新5合目から、須走口が5合目から、それぞれ頂上までの区間を冬期閉鎖した。工事業者がバリケードと通行禁止を告げる看板を設置した。閉鎖区間にある山小屋の一部は当面、相次ぐ登山者を受け入れるため営業を続ける。
富士宮市によると、県内で最も登山者が多い富士宮口の冬期閉鎖区間では新7合目、7合目、9合目、9合5勺の各山小屋が7日まで営業している。県は「山小屋の営業を考慮」し、登山道のバリケードの一部を開放する形にしたため登山者が続出した。登山者からは「冬期閉鎖は有名無実化している」との声も聞かれた。
県道路保全課によると、冬期閉鎖後は登山道整備が行き届かず、落石の恐れがある。標識も撤去されるため、悪天候時は道に迷う危険性も高まるという。担当者は「自己責任で登山していただくしかない」と話す。
環境省と静岡、山梨両県、富士山麓市町でつくる協議会は7月にまとめた「富士登山ガイドライン」で、夏山期間(7月上旬~9月上旬)以外は、万全な準備をしない者の登山禁止や登山計画書の提出、携帯トイレの持参を強く求めている。
「自己責任でお願いします。」の1言でよくないか?
悩む必要性が、ちっともわからない。
正直「冬季閉鎖は有名無実化している」なんて、してはいけない
ことを自覚しつつ、のぼっていく登山者が全面的に悪いわけで、
遭難したところで、救助隊の命(人を助けるのには人数も技術も必要)を
危険にさらす価値が内容に思う。
過剰な自己責任論は嫌いですが、自覚している大人がやることだから、
ほっとけばいいと思う。どうせ、人道的に~、とかなんとかで、助けに行くから
違反登山者にタカをくくられているようにしか見えないな。
万全の装備をして、地元に許可を得て、登山日程を渡して、定期連絡をいれて
それでも自然相手なので、雪崩とかアクシンデントが発生した場合のみ
救助したらいかがでしょうか?