2月2日 毎日新聞
三島市の居酒屋「加津(かづ)」で10年6月、経営者の津田久代さん(当時61歳)=同市大場=を刺殺したなどとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた同所、無職、川田満里子被告(36)の裁判員裁判が1日、静岡地裁沼津支部(片山隆夫裁判長)であり、検察側が懲役16年を求刑し結審した。判決は3日午後に言い渡される。
検察側は論告で、「現場に被告の血痕が多数残され、手やひざにけがをしていた。犯人であることは明らかだ」と指摘。一方で「鑑定の結果などから、ある程度は責任能力が低下していた」とした。これに対し弁護側は、「被告は殺すふりをするために『加津』に行ったが、恐ろしさのあまり刺すことはできなかった。見知らぬ男が被告の包丁を奪って刺した」と主張。さらに「当時は善悪の判断がほとんどできず、心神耗弱状態だった」と訴えた。
人を殺しておきながら責任能力が云々と言って罪を軽くしようなんて甘いですよね。そもそも殺すふりだの見知らぬ男が被告の包丁を奪って刺しただのなぜここまで露骨な嘘が付けるのか…こんなの小学生でも騙されませんよ。懲役6年は当然です。むしろ人一人の命を奪ったにしては軽すぎるくらいです。こんなバカげた言い訳をせずに初めから素直に罪を認めていただきたいものです。