7月9日 静岡新聞
歩行中の男性をひき逃げしたとして、掛川署は8日、自動車運転過失致傷と道交法違反で、掛川市大坂のパート従業員の女(49)を逮捕した。逮捕容疑は同日午前9時ごろ、同市南西郷の市道で乗用車を運転中、道路の左端を歩いていた無職の男性(78)=同市久保=と衝突する事故を起こしたが、男性の救護措置などをせず、現場から逃走した疑い。
男性は頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。同署によると、容疑者は事故を起こす前、道路脇の側溝に車の左前輪を脱輪したが、そのまま走行し男性と衝突。事故後は車を購入した同市大池の販売店まで走行したが、店の関係者が付き添い、現場まで戻ったという。同署は容疑を自動車運転過失致死に切り替えて、静岡地検掛川支部に送致する方針。
犯人は現場に戻るということなんですね。轢いてしまったにせよ、きちんと応急処置をすれば助かっていたかもしれません。にもかかわらず自分の身を守るために被害者を見殺しにしたんですから罪は重いでしょうね。ひき逃げが許されていいはずがありません。無念の最期だったと思います。被害者には何の落ち度もありませんからね。しっかり裁判を受けて罪を償っていただきたいですね。