9月16日 毎日新聞
文部科学省は09年度の児童・生徒の問題行動調査を発表した。県内の暴力行為の件数は公立中学校については869件で、前年度より32件増えた。公立小学校は304件で、過去最多だった前年度の220件を大幅に更新した。県教委は、公立小学校で暴力行為が急増したことについて「学校への聞き取り調査などでは、家庭内で受けた暴力を人に振るったり、ささいな理由で手が出てしまう子どもが増える傾向にある。家庭や校内での関係が希薄になっていることが背景にあるのではないか」と話している。
14日の文科省の発表によると、県内では公立小学校内で起きた事例で最も多かった暴力は「生徒間暴力」で、前年度より28件増え168件。教師に対する暴力は50件で、前年度の19件の約2・5倍となった。具体的には「ドッジボールで負けた相手に手が出た」「先生に注意されて腹を立てて足をけった」などのケースがあった。県教委によると、いじめや暴力問題などの解決に取り組む専門家「スクールソーシャルワーカー」が虐待問題で対応に乗り出す件数が今年4月からの4カ月間で105件に上っており、前年度1年間の32件を大幅に上回った。
ここへきての過去最多は少し残念ですね。私が中学生の頃も無法地帯でしたけど…。なぜか廊下をバイクが走っている、必ずどこかのガラスが割れている、トイレではタバコの煙が充満している、教室はいつもシンナーのにおいがしている、体育館で部活をしていると天井から消火器が降ってくるetc…思い出すのも恐ろしい中学時代です。先生が殴られるのは当たり前、車壊されるのが当たり前、不良高校生に喧嘩を売ったせいで、授業中に高校生が教室に乱入してきて大乱闘…校長先生が泣きながら全校集会ですいませんでしたと土下座をしたのを今でも覚えていますからね。中学生は本当に多感な時期でありながら、善悪の区別が出来ないクソガキですから一番たちが悪いんですよね…。