7月25日 毎日新聞
24日にアナログ放送が終了し地上デジタル放送(地デジ)に移行したのを受け、総務省の県テレビ受信者支援センター「デジサポ静岡」(静岡市駿河区登呂3)には、「テレビが見られなくなった」と訴える“地デジ難民”85人(午後8時現在)から相談があった。デジサポ静岡によると、22日までの相談件数は1日に30~50件前後だったが、23日には80件と、移行が近づくに連れ相談は急増したという。「デジタル対応チューナーを買いたいが、在庫切れで売られていない」と対応機器の購入方法について尋ねる問い合わせや、年に数回しかテレビを利用しない別荘地の所有者から、「(電波が届きにくい山間部向けに行っている)BSから地デジをみられるサービスを教えてほしい」との相談も寄せられた。
デジサポ静岡の稲葉安夫部長は、「機器の設定が分からないなど本当に困っていた高齢者は1割の8人程度。『チューナーを無料で欲しい』など無理な注文もあった」と話す。山間部などにデジタル波が届かないためにテレビが映らない世帯が全国で1%出るとみられており、デジサポ静岡の松本祥和センター長は、「静岡の場合約1万4000世帯が視聴できない計算になる。視聴できない場合や困ったことがあったらセンターに問い合わせてほしい」と呼びかけている。問い合わせはデジサポ静岡(054・333・5700)。
一つの時代に幕が下ろされたという感じですね。私は大学時代はずっとテレビデオを使っていましたが、社会人になると同時に地デジに対応したテレビに切り替えました。地デジ対応のテレビが当たり前でしたので、これといって何をするわけでもなく、という感じでしたね。アナログ放送終了の瞬間には立ち会えませんでした…というか、何度も何度もしつこいくらいにアナログ放送が終了して、地デジに移行しますとテレビで言っていたのに問い合わせが何万件もきたそうです。ここへきて問い合わせをするというのがよくわかりませんね。いずれにしてもこれからはデジタルとしてテレビの歴史が始まるわけです。時代の発展とともに技術は日々進歩をつづけているということなんでしょうね。