1月19日 毎日新聞
中国出身で日本国籍を取得しバスケットボール女子Wリーグで活躍した川村李沙さん(29)がシャンソン化粧品(静岡市駿河区)に解雇の撤回と慰謝料1500万円などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、静岡地裁(山崎勉裁判長)で開かれた。シャンソン側は「5年の長期契約を提示したのに拒否したのは川村さんの方」などと反論して請求棄却を求めた。川村さんは意見陳述で「宿舎から出され友人の元に居候し収入もない。シャンソンは(一生面倒をみるという)約束を守って」と訴えた。
訴状によると、川村さんは中国遼寧省のプロバスケットボールチームの選手だった。身分の安定した国家公務員だったが、同社から「バスケットをやめた後の将来も面倒をみる」とスカウトされ、03年9月に来日。09年に日本国籍を取得しWリーグでデビューし、同年の全28試合で計354得点を挙げた。しかし11年3月、2年の選手契約を「来年は更新しない」と言われ解雇された。
バスケをやめても将来の面倒を見てくれる何て最高ですよね…そりゃ国家公務員を捨ててバスケに専念しようと思うはずです。恐らく安定を確信していたと思いますので、解雇なんて寝耳に水だったに違いありません。シャンソン側は契約を拒否したのは船主側だと主張し、譲る気配がありませんので、下手したら法廷で泥沼の闘争に発展しそうな気がしますね。実績を見ていてもシャンソンに貢献していると思いますが、なぜ突然解雇ということになったのでしょう?そのあたりのいきさつもはっきりしていただきたいですね。