(7月17日 @S[アットエス])
旧細江町住職刺殺から10年 有力情報なく捜査続く
浜松市北区細江町の県道で2003年、近くの寿楽寺の住職=当時(53)=が刺殺された事件は17日、発生から10年を迎えた。細江署捜査本部は地道な捜査を続けているが、犯人に結び付く情報はない。
事件は同年7月17日未明、同寺近くの県道で住職が腹や腕など十数カ所を刺されて倒れているのが見つかった。
現場付近には、住職とは別の血液型の血が付いた手袋が落ちていた。直前には、近隣住民が男の言い争う声を聞いた。
同署などはこれまで、延べ2万7千人の捜査員を投入したが、深夜の発生で目撃者がなく、手袋も量販品で有力な手掛かりは得られていない。
事件に関する情報は、捜査本部<フリーダイヤル(0120)522034>へ。
「無念晴らす」 細江署長ら解決へ決意
浜松市北区細江町の寿楽寺の元住職の法要は17日午前、同寺で営まれた。細江署の山田真二署長や県警刑事部の捜査員ら10人が参列し、事件の早期解決を誓った。
元住職の墓前に花を手向けた山田署長は「被害者の苦しみが伝わってきた。粛々と捜査を続け、一刻も早く無念を晴らす」と決意を口にした。
元住職の姉(65)=磐田市=も参列。元住職が倒れていた現場を見て「心が痛い」と胸の内を明かした。「加害者も心を痛めていると思う。早く出頭して気持ちを楽にしてほしい」と語った。
このまま迷宮入りしないことを祈っています。
「犯人も苦しんでいる」という、被害者のお姉さんの言葉、人間性が出ていますね。なんというか、優しすぎます。正直、犯人が反省やら苦しんでいるなんてこと、あるのか?と逃げ続けている事件を見ると思います。どっちかというと、いつ捕まるのかという自己保身で苦しんでそうですが・・・。