12月20日 毎日新聞
18日午後11時5分ごろ、御殿場市駒門の東名高速道路下り線で、計5台の乗用車と大型トラックが絡む追突事故が起きた。生後23日目の乳児が頭を強く打ち間もなく死亡したほか、乳児の両親ら20~40代の男女4人が首や腰などに軽傷。県警高速隊によると、亡くなったのは三島市佐野見晴台2の会社員、浅田博彦さん(38)の次女凛(りん)ちゃん。
最初に島田市の男性会社員(48)が運転する乗用車が中央分離帯にぶつかり追い越し車線で止まり、後続の乗用車が追突。続いた浅田さんが避けようとしたが、スピンして横向きに停止した。直後、左側面に別の乗用車が衝突し、はずみで大型トラックにもぶつかった。凛ちゃんは乗用車の左後部座席のチャイルドシートにいて事故に遭った。浅田さんの妻裕子さん(29)は11月26日、実家がある横浜市に帰省して凛ちゃんを出産。この日、長女友里ちゃん(3)を含め、初めて一家4人で自宅に帰る途中だった。
こういう多くの車両を巻き込んでの事故は最初に事故を起こした車にどんどん追突して大惨事になるんですよね。車は急に止まれないということを実感します。しかも犠牲になったのは生れてまだ間もない女の子というのが可哀そうですね。何もわからないまま事故に巻き込まれて命を絶たれるなんて理不尽にも程があります。ほんの一瞬で未来が大きく変わってしまうのが交通事故ですので車を運転する時は本当に気をつけていただきたいですね。