静岡のできごと 174

3月31日 毎日新聞

1966年に旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害された「袴田事件」で、無罪を訴えている袴田巌死刑囚(75)の支援者らは30日、再審の開始を求める5321人分の署名簿を静岡地裁に提出した。署名簿の提出は、第1次再審請求の審理が進んでいた93年9月から始まり、今回で10回目になる。支援者が東京都内の街頭などで集め、袴田死刑囚の姉秀子さん(78)らが同地裁の職員に手渡した。

秀子さんは提出後、記者会見を開き、「弟は話が十分にできず、認知症の疑いがある。早く再審を実現してほしい」と訴えた。また、支援者でつくる「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」副代表、門間幸枝さん(69)も同席し「一刻も早く再審を始め、拘置所の外に出してあげたい」と語った。

袴田事件は私は中学生の頃に授業で習いましたが、まだ続いていたんですね。三重県の名張毒ぶどう酒事件もそうですが、無実を訴え続けているのに再審を開始しないというところを見ると、もう完全に刑が確定したから無意味だと考えているからなのでしょうか?名張の事件もそうですが、両死刑囚の方が本当に無罪であるならば、誤っても許される問題ではありません。時間は有限ですので失われた時間は絶対に戻りません。早く真実を明らかにしていただきたいと思います。


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