静岡のできごと 275

9月26日 毎日新聞

21日に県内を襲った台風15号の影響で折れた木々の後片付け中に、木や枝の下敷きとなって高齢者らが死亡する事故が25日、相次いだ。県警が詳しい状況を調べている。同日午前8時25分ごろ、富士宮市長貫の水神宮神社で、近くに住むシルバー人材センター会員、望月保則さん(73)が倒れたスギの下敷きとなり、病院に運ばれたが間もなく死亡した。富士宮署によると死因は外傷性ショック。望月さんは町内会の会員として約30人で神社敷地内で木々の後片づけをしていた。うち10人で腐りかけていた高さ約20メートル、直径約50センチのスギの伐採作業をしていた時、望月さんの上に木が倒れかかったという。

また同日午前10時半ごろ、袋井市山崎の三輪神社で、近くに住む無職、西沢武一さん(63)の右肩に、長さ約9メートルのクスの木の枝が約7メートルの高さから落下。西沢さんは病院に運ばれたが、5時間半後に外傷性ショックで死亡した。袋井署によると、落下した枝は台風で折れ、境内の木々の枝に引っかかっていた。西沢さんは地元の自治会の副会長で他の役員ら5人と境内の雑木林を整備中だった。

大雨が長時間にわたって振れば、山が多い地域は土砂崩れが発生し海に近い地域は高波に警戒しなければならず、首都圏では交通機能が完全にマヒして帰宅困難者が続出します。自然の力というものは凄まじく、一瞬で人々の生活を奪い去ってしまいますからね。避難することができないまま家が倒壊したり、予告なくいきなり電信柱や木々が倒れてきてしまうと、助かる可能性は限りなく低いように思います。今年は本当に自然災害が多い年ですし、これからもこのような自然災害が続きそうな気がしますので、いざという時に備えた準備が必要になると思います。


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